今回宜興を訪問する重点の一つは、名高い中国工芸美術大師徐秀堂が主催している「長楽弘陶荘」を見学することでした。
徐秀堂大師は、現在中国紫砂界で健在している7人の中国工藝美術大師の一人であり、優秀な作品もさることながら理論や学識などの面においても代表的な存在になっています。
実は、私は徐秀堂大師のファンであり、趣味上、仕事上よく大師が書いた紫砂の名著「中国紫砂」を参考にしています。今回のチャンスで再度大師に会えて、しかも持参して行った「中国紫砂」にサインしていただき、本当に嬉しかった。
中国茶関連の仕事をしている以上、紫砂をもっと知らなければならないと思い、今回の徐大師から頂いたサインが今後の紫砂勉強の励みにもなったと思います。
いつか大師の作品を一つでもコレクトできればいいなあーと思いつづも、やはり手が届かないところにあります。まず明日から頑張っていこうと自分に励みます。