体験コースの模様をブログに書いて欲しい、という素敵なお願いをされ、二つ返事でOKさせていただきました。今回の体験コースは既に心也清に通っている生徒の間で垂涎の的、偽名を使って申し込んじゃおうかしら、と冗談交じりにおっしゃる方がいるくらいの魅力的なものだったので、オブザーバーという形で参加できて、本当に嬉しかったです。
私が参加したのは、6月18日の午後の回です。
この回だけでも、20人以上が参加していました。大江先生と福井先生が二部屋に分かれて、1時間半の講座を行いました。
ウェルカムティの冷やした白牡丹を飲みながら、龍井茶のレクチャーを受けたあと、龍井の茶芸パフォーマンスを心也清が誇る高級茶芸師・小周と小孫が行いました。
大勢の人の前で、当然緊張しているのでしょうが、二人ともゆったり優雅に美しい茶芸を披露。鳳凰三点頭、見ていると簡単だけどやってみると難しいのよね…。
続いて、中国茶の分類の説明。6大銘茶と再加工茶のお話し。
最後は、黄金桂の淹れ方のレッスン。
先生のお手本の後、二人でペアになり、蓋碗でお茶を淹れます。
蓋碗の持ち方がわからない、わかっても熱い…しまった!一煎目を捨て忘れちゃった…という参加者の皆さまを見て、懐かしい気持ちになりました。私も、そうだったので。いえ、むしろもっとずっと不出来な生徒だったかもしれません。先生が簡単そうにやってらっしゃることが、全然出来なくて。お湯の扱いすら上手に出来なくて。でも、いつもすごく楽しかった。
「一番最後に、何か質問はありますか?」という先生の声に「ライチ紅茶の分類はなんでしょうか?(答えは再加工茶)」、「水出しに向くお茶はなんですか?(答えはどのようなお茶でも。但し、抽出時間は長め、香りは少なくなります)」「茶葉1gはどれくらいですか?(答え:天秤で実際に碧螺春と黄金桂を量ってお見せする)」といった質問が出ました。
ふと時計を見たら1時間半、あっという間でした。
参加者の皆さまに、お土産が配られました。
黄金桂50g、110ccの蓋碗で10回分。
水出しも美味しい季節ですが、熱いお湯で淹れた時ならではの香りも素晴らしい。
皆さまはどちらで淹れるのでしょうか。
どちらがお好みでしょうか。
参加者のために用意した茶席。
中国茶体験講座講義中風景。