お待たせしました。
今年のゴールデンウィーク(5/1~5/3)に産地にて見学した、六安瓜片の伝統的な作り方を紹介します。
六安瓜片の作り方は、茶摘みをしてから、大きく分けますと、①炒生鍋②炒熟鍋③毛火④小火⑤拉老火と言った五つの工程からなります。以下に簡単な説明と写真を混ぜて六安瓜片の作り方を紹介します。
また、写真とサイズの大きい動画が入っていますので二回に分けて掲載させていただきます。
お断り:この文章で紹介された六安瓜片の作り方やデータは、現地見学・取材したものであり、教科書に書かれているデータと若干異なることもありますのでご了承ください。
#茶摘み
六安瓜片は独山中小葉種という品種の茶木の葉から作られます。生葉は、芽ではなく、茶葉のみを使います。
このような茶葉を原料として使います。
茶葉のみを使います。
①炒生鍋(殺青)
温度が約180℃の鍋に一回200gを入れて1-2分間炒めて、殺青します。
炒生鍋とその後の炒熟鍋は同じ鍋を使いますが、この鍋は斜めになっていて、作業者が作業しやすくなります。
炒生鍋の風景です。
②炒熟鍋(做型)
温度が約130~140℃の鍋で、茶作り専用の道具で茶葉を敲きながら形を作ります。その時の含水率は約30%になっています。
「做型に使われている専用道具(箒!買ってきました)。
「做型」後の茶葉。
「做型」のやり方(動画)(データアップ待ち)。