今年で15回を迎える上海国際茶文化節茶業交易会に於いて、心也清の生徒が烏龍茶の茶芸を表演しました。
表演者8名全員が高級茶芸師か高級評茶師の資格を持っており、今回の表演は福建省の呉雅真老師という有名な茶芸表演家の方に習った閩北烏龍茶の淹れ方を、表演者達がアレンジをしたとのことです。
表演者がお茶を淹れ終わった瞬間に拍手が起こりました。
ここから私を含むお手伝い班(4名)が素早く壇上に上がり、お盆を持って表演者が淹れたお茶をお客様に配りました。
お茶を飲み、片付けをし、表演が終了した瞬間、更に大きな拍手が会場を包みました。
当日たった独りでほぼ全員のヘアスタ イルをエレガントに決めたNさん、本帰国したのに(ほぼ)強請参加・更には当日のフラワーアレンジメントまで行うという八面六臂の大活躍をしたHさん、表演のために日本への帰国を延ばしたHさん、選曲の際に午前2時までかけて曲を探したYさんをはじめとした皆さんがほぼ毎日、20時になっても21時になっても時間が許す限り練習をし、茶巾の上げ下ろしひとつだけでもああした方がいいのでは、こうした方が良いのではと創意工夫を凝らしていたのを、飛馬の姉よろしくコッソリ覗いていたので知っています。
だから当然、大成功すると思っていました。
でも晴れ舞台でこの日のために誂えた中国風の上着をビシッと着こなし、美しく表演する皆さんは想像したよりもずっとずっと素敵で、感動しました。
目の保養をありがとうございました。そして本当にお疲れ様でした。
寄稿by東塚
演出前のテーブルセッティング
演出前のヘアセット準備
登場前の出演者と大江先生
茶芸表演中のひとコマ
茶芸を鑑賞している観客席風景