観光客が心也清を訪問

5月19日(土曜日)に日本から「上海中国茶・オペラ鑑賞ツアー」参加者のご一行の10名様が心也清茶社を訪ねました。
ツアー参加者の皆様が中国茶や茶菓子を楽しみながら、中国茶についての紹介や茶芸のショーを熱心に鑑賞しました。
今回の日本からの観光客のご訪問は、関係者による企画で催行されたもので、今後も続く計画です。



「杭州龍井茶摘み」ツアーを大盛況で催行

先週の金曜日(3/30)に心也清茶社が予定通りに46名の参加者を募り、「杭州龍井茶摘」ツアーを大盛況で開催しました。
 当日は、朝上海の古北から8時にも出発しましたが、不運なことに途中に交通事故による酷い渋滞に巻き込まれて、車で6時間くらいに揺られてやっと目的地の梅家塢村に到着することができました。


今回見学・体験地の龍井茶生産基地の看板

 もうスケジュールよりかなり遅れたため、早速農家(企業家)の大きな屋敷に案内され、農家風の昼食を頂きました。


100年の歴史を持つと言われているお寺のような農家の家(参加者写真)


その屋敷内に五つの円卓に分けられての昼食風景

 食事後に参加者達が二つのグループに分かれて龍井茶摘み取りと茶作りをそれぞれ交替で体験することになりました。


現地状況の紹介や説明を聞きながらの食後一服風景


茶摘み前の支度様子

 簡単な紹介を受けてから近辺の茶山に登り、緑いっぱいの春を身で感じ取れる自然の中で、春風を浴びながら、正真正銘の龍井「明前茶」を摘み取り、中国の田舎で春を満喫することができました。


龍井茶生葉摘み取り風景其の一


龍井茶生葉摘み取り風景其の二

 茶山から下山して、参加者達がすぐ生葉から龍井茶作りの体験をしました。職人さんの指導を受けながら、皆様が龍井茶生産に使われている独特の熱い鍋に素手を出して龍井茶を炒めたりしました。


参加者の龍井茶「炒茶」体験様子

 龍井茶作り体験が終わった頃にはもう夕方の5時くらいになってしまいましたが、参加者の皆様は依然元気の姿を見せ、時間や疲れを忘れ、今回ツアーの最終目的地の龍井「御茶園」(18本の御茶樹が植えられているところ)に赴きました。

 全ての日程をクリアして、上海の古北に帰ってきた時にはもう夜の10時すぎになり、大幅に予定時間よりオーバーしてしまいましたが、やはり収穫の多い「龍井茶摘み」ツアーでした。
参加者の皆様、お疲れ様でした。

追記:
 参加者の一人が、摘み取った龍井生葉を持ち帰って、自宅で覚えた龍井茶製茶要領に基づき、なんとフライパンで自前の龍井「明前茶」製作に成功しました。見せていただいた自家製龍井茶はちゃんとしたもので、心也清茶社で試飲されてかなりの好評を博しました。ちなみに自家製龍井茶の設定価格は1200元/斤だそうです。ただし非売品とのこと!(笑い)


自家製龍井茶は如何ですか?

「洞庭碧螺春茶摘」ツアー写真集


さあ、碧螺春茶産地の碧螺村から茶摘みに出発



碧螺春茶山に登る途中



半分遊びのお茶摘み体験風景



こんな若い茶葉の芽を摘み取っていますよ



果物の木と混栽を特徴とする碧螺春茶木(高い木は枇杷の木)



果物の木と碧螺春茶木を混栽している茶山



新摘みの碧螺春生茶を厳選中の作業風景(立っている者は心也清茶社の見学者)



等級別に選別された生葉



碧螺春茶炒茶風景その一



碧螺春茶炒茶風景その二



熱い鍋に手を出して炒茶を体験する心也清茶社の見学者
   



出来上がりの碧螺春新茶



作りたての碧螺春新茶を試飲する心也清茶社の見学者



お茶摘み取り前の準備(生葉籠)

中国茶藝特別講座終了

心也清茶社において、さる3月25日-28日の四日間に、浙江大学茶学部教授童啓慶先生による「中国茶藝特別講座」が、9名の参加者を集めて開催されました。
童啓慶先生は中国茶芸第一人者と言われ、茶芸の「童派」(日本語の「童流」)を作り上げた方です。毎年、中国最高レベルの茶芸コンテスト大会(最近は2006全国茶芸職業技能コンテスト大会)に審判長を勤めています。
参加者達がこの貴重な機会を生かし、熱心に先生の中国茶茶芸の演技や講義に没頭して勉強してきました。童先生から身近な指導も受けられて収穫の大きい講座になりました。
今回の講座は主に中国茶の緑茶茶芸、花茶茶芸、烏龍茶茶芸について講義や演技指導が行われました。
(童啓慶先生中国茶藝特別講座写真集は別途「日常雑記」に掲載予定)

「洞庭碧螺春茶摘」ツアーを雨天中に敢行

さる4月三日に心也清茶社が予定通りに20数名の参加者を集め、中型バスをチャーターして雨天の中で「洞庭碧螺春茶摘」ツアーを敢行しました。
出発時はあいにくの天気でしたが、昼過ぎでからは雨が止み、参加者達が予定通りに山に登って季節の碧螺春新茶を摘み取ることができました。
また、時間が短いにもかかわらず碧螺春茶製作工場を見学し、お茶作りの体験(炒茶)、新茶試飲、ついでにの地方名所の彫花楼見学などもできました。
お茶産地の見学やお茶作り体験は中国茶を知るには重要なステップの一つと捉え、心也清茶社は今後も各種の見学ツアーを企画していく考えです。
(このツアーの関連写真は「日常雑記」に別途掲載)

心也清茶社第六回中級評茶員資格試験集中講義開始

心也清茶社の第六回中級評茶員受験講座の初回講義が22名の参加者を集め、11月23日に予定通りに上海の古北にて浙江大学茶学科の先生によって行われました。
今回の講座は2ヶ月間にわたって計8回の講義を行う予定です。
これまで心也清茶社はすでに120名以上の日本人中級評茶員資格取得者を送り出しました。

心也清茶社高級評茶員資格検定試験終了

 さる7月15日、心也清茶社第一回国家公認高級評茶員資格検定試験が無事に終了しました。
 心也清茶社からは総勢14名の方が試験に参加しました。
 高級評茶員資格検定試験も中級評茶員の検定試験と同じく日本語による試験であり、浙江大学茶学系にて行われ、筆記試験と実技試験に分れて実施されました。
 今回の高級評茶員資格検定試験は始めて大勢の外国人に対して実施したものと伺っていますので試験参加者の皆様は、この貴重なチャンスを大事にして、3月から7月まで合計14回の集中講義、実技練習、現地見学などを浙江大学茶学系の先生の指導の下で一歩ずつ頑張ってきました。長い期間中に体調を崩したり、帰国したりする方もいましたが、皆様が万障をくりあわせて最後までハードな勉強とスケジュールをこなしました。そのなかで日本帰国組からの参加者が2回以上に日本-上海を行き来した頑張りぶりを見せてくれました。
 皆様努力の結果が実って、先日に浙江大学からの成績速報によれば試験参加者全員が合格したとの連絡がありました。
 試験参加者の皆様、おめでとうございます。
 中国国家労働部より発行される資格証書の交付はその後になりますが、心也清茶社から始めての高級評茶員資格取得者が出てくることを茶社関係者全員が大きく期待しています。


実技試験風景


浙江大学の先生より終了証書交付


試験後の打ち上げ宴会(浙江大学の先生と)


龍井茶産地見学(お茶摘み)


龍井茶の「炒茶」体験


工場見学


工場見学浙江大学先生達と見学途中での歓談

心也清第5回中級評茶員試験終了

 さる6月10日、心也清茶社第五回公認中級評茶員資格検定試験が無事に終了しました。
 中級評茶員の検定試験は杭州にある浙江大学茶学系にて行われ、心也清茶社からはいままで最大規模の総勢30名の方が試験に参加しました。
 検定試験はいつものパターンで、筆記試験と実技試験に分れ、それぞれ午前と午後に実施されました。
 試験終了後、その場において浙江大学茶学系から検定試験講義に参加した方にコース修了証書が交付されました。
 今回の試験参加者の皆様は、2ヶ月間において週一回に浙江大学茶学系の先生の指導の下で猛勉強をしてきました。土日や休みなどを返上して茶室に練習に来る方も少なくありませんでした。
 皆様努力の甲斐があって、6月17日に浙江大学からの成績速報によれば試験参加者全員が合格したとの連絡がありました。
 試験参加者の皆様、おめでとうございます。
 中国国家労働部より発行される資格証書は凡そ1ヶ月後に交付される見込みになっています。
 
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筆記試験風景                      実技試験風景

新茶入荷(岩茶)

 最近、武夷の産地から好評を博している金賞肉桂の今年の新茶が入荷されました。
 例年に比べ今年の金賞肉桂の品質はかなりよくてお薦めの新茶であります。
 下記の写真を見れば分かるかと思いますが、今年の金賞肉桂は、「条索壮実」、「色澤烏褐油潤」であります。香気は「鋭」でかつ「花香顕」となっています。
 ご関心のある方は、心也清茶社に試飲にいらっしゃって下さい。

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